小説「Axis of Fate」

案/絵/編集:たみぽん。文:水竜寺葵。オリジナルファンタジー小説。更新は約月1ぐらいです。

あくしす おぶ ふぇいと! 第1章終了コラム

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国王の演説を聞き王都から旅立ったアルファとルアだったが、そこに…ギルドマスターのロゼッタが現れた。

 

ルア
   「ついに旅立ちね♪私たちの楽しい×2旅の始まりよ!」


アルファ
   「楽しいかどうかは分からねぇけどな」


ロゼッタ
   「ふふふ…相変わらず仲が良いのね。本当に貴方達がいなくなると寂しくなるわ~」


アルファ
   「!?なんでお前がここにいるんだよ?つーか、ここ、街の外だぞ?」


ロゼッタ
   「それは大人の事情よ。それにこれ以降しばらく出てこないもの。ファンサービスはちゃんとしなくちゃね」


ルア
   「そういうこと言っちゃダメよ!それに始まったばかりでロゼッタのファンなんていないでしょ?」


ロゼッタ
   「あらぁそんな事ないわよ。私(わたくし)みたいな大人のお姉さんが好きな殿方が大勢いるわよ」


アルファ
   「いや…お前は、おと…」


ロゼッタ
   「お・と・な・のお姉さんよ♥」(槍をアルファに突きつける)


アルファ
   「わかったから物騒なもん向けんなよ!」


ルア
   「と…とにかくこれからどんな展開になっていくにか楽しみよね」


ロゼッタ
   「そういえばあの子、どうしたのかしら?」


アルファ
   「あのローブの子供のことか?客だったのか?」


ロゼッタ
   「まぁ、ね。貴方達、あの子の事ちゃんと守ってあげなさいよ」


ルア
   「…今、フラグが立った気がするわ…」


アルファ
   「そうだな…なんかこの後、会いそうだな…」


ロゼッタ
   「まぁ、貴方達だけじゃ心配だから、私達皆でちゃんと守ってあげなきゃね」


ルア
   「さらにフラグを立てないのぉ!」


アルファ
   「始まる前からめんどくささしか感じないんだが…とにかく遺跡に向かうぞ」


ルア
   「えぇ」


ロゼッタ
   「行ってらっしゃい。…さぁて私も準備をしなくてはね、ふふふ…」